スマートフォンを鍵にするスマートロックがあります。専用のアプリを使い開錠、施錠の指示を出すことで、ドアのかぎ部分に取り付ける機器と通信させます。認証信号を送信することで、機器のサムターン部分を開け閉めできるようになります。家の中側になる扉の内側のサムターン部分を覆うように機器を設置することで、外部には端末を設置しなくても済むタイプがあります。
手順としては、本体となる機器を両面テープでドアに貼り付けるだけで済むため、簡単に設置することが可能です。幅広いメーカーの鍵に対応しており、サムターン部分が大きく出っ張っているタイプのドアであっても高さ調整できるプレートが付属していえるタイプを購入することで設置が可能になります。
スマートフォンのアプリから操作することができるため、ドアの近くにいないときでも遠隔で鍵の状態を確認することができます。また、ゲストへの鍵の共有も簡単にできるようになっており、メールやメッセージアプリなどを使って、鍵そのものをシェアすることも可能です。時間限定での発行も可能になるため、無断で合鍵を作られるリスクも減ることからホテルや公共施設などでも利用されることが増えてくると考えられています。